FXのきほん
pips(ピップス)とは、FXの値動きを数える最小の単位だよ。米ドル/円なら0.01円=1pips、ユーロ/米ドルなら0.0001=1pips。畑でいうと、収穫した実を「ひと粒、ふた粒」と数えるときのその“ひと粒”にあたるのがpipsさ。まずはこれだけ持ち帰ればOK。あとはゆっくり、なぜそう数えるのかを見ていこうね。
やあ、みんな。のほほんゼウスだよ。「10pips取れた」「スプレッドが0.2pips」——FXを見はじめると、この“pips”がやたら出てくるよね。でも慣れると、これがいちばん便利な“ものさし”になるんだ。円で言うと通貨ペアごとにケタがバラバラで比べにくいけど、pipsに置きかえると、どのペアも同じ「粒」で数えられる。きょうは、そのしくみと、損益がいくらになるのかの計算まで、畑仕事のペースでまとめてみたよ。
pipsは、為替レートが動いた幅を数えるための共通の最小単位だよ。"Percentage in Point"の頭文字で、円が絡むペアは小数第2位(0.01)が1pips、円が絡まないペアは小数第4位(0.0001)が1pips。同じ「1pips」でも表示レートの位が違うだけ、というのがポイントなんだ。
なんで円で数えないの?——たとえば米ドル/円が0.05円動いても、ユーロ/米ドルが0.0005動いても、粒でいえばどちらも「5粒(5pips)」。ケタの違うペアを、同じものさしで横に並べて比べられる。これが畑仕事でいう“ひと粒”の便利さなんだ。収穫かごの大きさが畑ごとに違っても、「実の数」で数えれば公平に比べられるよね。
結論から言うと、円が絡むと小数第2位、円が絡まないと小数第4位が1pipsの基準になるよ。表示レートの桁数が違うから、粒を数える位もズレる。ここは表で見たほうが早いね。
| 通貨ペアの例 | 1pipsの大きさ | 「1pips動いた」とは |
|---|---|---|
| 米ドル/円(USD/JPY) | 0.01円 | 150.00 → 150.01 |
| ユーロ/円(EUR/JPY) | 0.01円 | 160.00 → 160.01 |
| ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 0.0001 | 1.0800 → 1.0801 |
| ポンド/米ドル(GBP/USD) | 0.0001 | 1.2700 → 1.2701 |
「円が入っていたら小数点2つ目、入っていなかったら4つ目」——最初はこの合言葉だけで十分だよ。畑ごとに畝(うね)の幅がちがうのと同じで、ペアごとに“ひと粒”の位が決まっている、と考えるとしっくりくる。
最近のFX会社は、pipsよりさらに1桁細かく刻んだpoint(ポイント)で表示することが多いんだ。米ドル/円だと、pipsが0.01円、pointが0.001円。つまり10point=1pipsが目安さ。粒をさらに10等分した“かけら”がpoint、と思えばいい。呼び方や刻み方は会社でちがうから、自分の使う口座の表示ルールは公式でたしかめておこうね。
ここが一番知りたいところだよね。答えは「金額=動いたpips ×(1pipsの値幅)× 通貨数量」。pips自体は“値幅”で、円やドルの金額は「どれだけの数量を持っているか」で変わるんだ。畑でいうと、実の“数”がpipsで、“実際の収入”は畝の広さ(数量)しだい、という感じ。
米ドル/円を例に、のんびり順を追ってみるね。1pipsは0.01円だよ。
「pipsの数」は同じでも、通貨数量が10倍になれば金額も10倍。だから初心者のうちは、少ない通貨数量から始めて、“1pips=何円か”を体で覚えるのがいちばん安全なんだ。ここは資金管理の「2%ルール」の考え方ともつながるよ。損失の上限を先に決めておけば、あわてず畑仕事に集中できる。
ざっくり覚え方
米ドル/円 1,000通貨 → 1pips=約10円
米ドル/円 1万通貨 → 1pips=約100円
(円が絡まないペアはレートを掛ける計算が必要なので、まずは円ペアで感覚をつかむのがおすすめ)
FX会社を比べるとき、スプレッド(買値と売値の差)もpipsで表示されるよ。これは実質のコストで、狭いほど有利。円で書かれると桁が違って比べにくいけど、pipsに直すと「米ドル/円0.2pips」「ユーロ/米ドル0.4pips」のように横並びで見られる。畑でいうと、収穫のたびに差し引かれる“通行料”を、同じ粒の単位で比べられるってことだね。
ここで大事なのは、スプレッドは狭いに越したことはないけど、それだけで会社を決めないこと。約定のしやすさ、少額から取引できるか、画面の見やすさも、のんびり続けるには効いてくる。少額から試せる口座のはなしもあわせて読むと、選ぶときの物差しが増えるよ。
ぼくが最初にpipsを腹落ちさせたのは、頭で計算したときじゃなくて、ほんの少額でポジションを持って、含み損益が「10円、20円…」と動くのを眺めたときだったよ。数字が生きて動くと、「あ、これが1粒か」って一気にわかるんだ。畑も、教科書を読むより一畝(ひとうね)耕したほうが早い。まずは失っても平気な少額で、粒の重みを確かめてみてね。
最後に、みんながよくつまずくところを先まわりでまとめておくね。ここを押さえれば、pipsの計算でまごつくことはぐっと減るよ。
制度や単位の細かい扱いは会社ごとに差があるから、迷ったら金融庁のFX(外国為替証拠金取引)に関する注意喚起ページや、日本証券業協会・一般社団法人 金融先物取引業協会(FFAJ)のような一次情報も一度のぞいておくと安心だよ。数字のケタひとつで損益が10倍変わる世界だから、単位の理解はあせらず、でも確実にね。
きょうは、FXの“利益のひと粒”pipsのおはなしだったよ。最後にのほほんゼウスからのポイントをまとめておくね。
ケタが違うペアも、pipsに置きかえれば同じ粒で数えられる。あせらず、少額で、実の重みを手でたしかめながら。それがのほほんゼウス流の付き合い方さ。また次の畑で会おうね!
金額はpips×通貨数量で決まるよ。米ドル/円を1,000通貨持っていて1pips(0.01円)動くと10円の損益、1万通貨なら100円。pipsは値幅の単位だから、円の金額は数量しだいで変わるんだ。
pipsは一般的な最小単位、pointはFX会社が小数点をさらに1桁細かく刻んだ表示だよ。米ドル/円ならpipsが0.01円、pointが0.001円にあたることが多く、10point=1pipsが目安。呼び方は会社でちがうから公式で確認してね。
円が絡むペアは小数第2位(0.01)、円が絡まないペアは小数第4位(0.0001)が1pipsの基準になるからだよ。表示レートの桁が違うので、1pipsの位も変わるんだ。